高齢者・障がい者問題

こんなお悩みありませんか?

障がい者の子供が、自分たちがいなくなった後にどうなるのか不安
障がいを持つご家族の多くが抱える悩みです。多くの場合、成年後見制度の利用を検討いたします。

高齢の親が、お金を騙し取られたりしないか不安
だれもが避けては通れない、老いにより生じる問題です。
本人に任せておいた結果、高額な商品を購入させられて財産がなくなってまった…となってしまからでは遅いのです。しかし、財産のすべてを家族が管理して、ご本人が財産を自由に使う機会を全て否定してしまっては、あまりにも酷でしょう。
事情をうかがいながら、財産を守ることと、ご本人の意思の尊重のバランスをとりながら、より望ましい解決を探っていきます。


高齢者・障がい者問題を弁護士に相談するメリット

人は誰でも、年を重ねると判断能力が低下し、トラブルに巻き込まれやすくなります。
弁護士が関与することで、残された能力に応じて、ご本人の意思を尊重しつつ、かつ財産を守るためのご提案をいたします。
また、起きてしまったトラブルの解決はもちろん、トラブルを未然に防ぐための御手伝いもさせていただきます。

障がいを持つ方の親御さまであれば誰しも、自分たちがいなくなった後に、残された子どもがどうなってしまうのか…と不安に感じらっしゃるのではないでしょうか。成年後見制度の利用その他、お子さまがこれからも安心して暮らしていけるよう、お手伝いさせてい頂くことを願っております。

高齢者をトラブルから守る相談

残念ながら、高齢者を狙った詐欺事件など、判断能力が低下してしまったご高齢の方たちを対象とする犯罪が後を絶ちません。気づいたときには騙されていた…では悔やんでも悔やみきれないでしょう。そうした悲劇を未然に防ぐために、ご年齢やご事情に応じ、成年後見制度の利用や財産管理契約など、大切な財産を守るさまざまな方法をご提案いたします。 
もっとも、ご本人がお金を全く使えなくなってしまってはあまりにも寂しいでしょう。
ご事情を伺いながら、適切なバランスをとりつつ、最も望ましいあり方を目指してまいります。

障がい者をトラブルから守る相談

主に、成年後見制度の利用をお勧めしております。成年後見人が、家庭裁判所、場合によっては後見監督人の監督を受けながら、障がいを持つ方々などの権利を守りつつ、少しでも快適に生活していくことができるようお手伝いいたします。

ケーススタディ

【ケース1】
掃除や洗濯,食事の準備など身の回りのことはなんとかこなせるけれど,財産管理が難しくなってきたご年配の女性について,ご担当のケースワーカー様よりご相談いただきました。ご主人に先立たれて,お子様もいらっしゃらないケースでした。

【当職の対応】
ケースワーカー様とともに,年配の方のお宅を訪問し,お話を伺って財産管理の望ましいあり方などを協議しました。

【結果】
当面の財産管理のみならず,任意後見契約や遺言作成など,不安に感じておられた様々な事柄を整理し,ご安心いただくことができました。

【ポイント】
配偶者に先立たれ,頼れる身内もいない,そんなご高齢の方々が増えています。かといって,弁護士の知り合いがいる方は多くありません。信頼できる福祉関係の方々などにご協力いただきながらじっくりお話を伺って,抱えていらっしゃる問題を解決,整理することで,心の平穏を取り戻していただければと思いますのでまずはお気軽にご相談ください。

よくある質問

Q

高齢者や障害者自身ではなく、家族が相談に来ても大丈夫でしょうか?

A

もちろんです。ご自身ではなかなか判断ができずに、家族の方が相談に来られる場合も多いでしょう。もちろん、必要な場合には、ご本人と面談させていただくこともございます。
とにかく、一人で問題を抱え込んでしまわれずに、お気軽にご相談下さい。ご家族のこれからのことを、一緒に考えていきましょう。

弁護士費用 ~高齢者・障がい者~

財産の管理、成年後見制度の利用、遺言書の作成、親族間のトラブル・・・高齢者や障がい者が直面する問題は実にさまざまであり、それぞれの費用や手間も異なります。事案に応じてご相談に応じますので、まずはご連絡ください。

相談を迷っている方へ

おばあちゃん子だった私にとって、ご高齢の方々は、幼い頃から身近で、安心できる存在でした。私が中学生に上がったころ、そんな祖母が認知症になりました。私の母が祖母を引取り、ともに暮らし始めたことをきっかけに高齢者の問題に興味を持つようになりました。デイサービスで働いたこともあるくらいです。
老いにより様々な機能が衰えます。財産の問題をはじめ、老いにより生じるトラブルは非常に広く、また深いものです。弁護士としての職務の範囲にあるかどうかにかかわらず、できうる限りのお手伝いをしたいと思っています。

私は、学生時代から、旅行介助ボランティアのグループを主宰し、車いすを利用される方々や目の不自由な方々の国内外の旅行の御手伝いをしておりました。また、司法試験受験期間中、重度の心身障害者の施設で生活介護員のアルバイトをしておりました。
このような経験を最大限生かして、障がいを持つ方々の生活を最大限サポートさせていただきたいと思います。
現在は弁護士でも、かつては障がいを持つ方々の御手伝いをさせていただく現場で働いておりました。また、現在は、千葉県弁護士会の高齢者・障がい者委員、某市の社会福祉協議会の顧問弁護士を務めるほか、某市の高齢者なんでも相談室とも連携しており、高齢者・障がい者問題を多数扱っております。どうぞお気軽にご相談ください。

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